鉄腕アトムが少年に連載され始めたのは1952年で私が読み始めたのは9-10歳くらいの時だった。
当時の少年は漫画は別冊になっていて、それが10冊以上付録として付いていた。
当然、紙質もインクも粗悪で1年も過ぎるとインクが滲んで来た。我が家は貧乏であったが母はアトムの単行本も買ってくれた。
私は帰国子女でひらがなさえもよく読めずにいた。それを救ってくれたのは漫画だ。
単行本はアトム以外に赤胴鈴之助、鉄人28号も買って貰いゼイタクだったと思う。
同じ漫画を何十回も読み、各ページのコマ割、セリフは全部覚えた。
漫画は私にとって神様である。
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