時を超え 蘇らそう、会津藩の栄光!

Moderate vs extremists

話題の日本保守党江東区出馬の飯山陽氏の「イスラム教の論理」(新潮新書)を読んでみました。私自身、サウジアラビアに3年駐在経験があり、コーラン(岩波文庫)は一応知っています。
感想を述べると「イスラム教の論理」では過激派(主としてシーア派)の主なテロ行為をたくさん記述してあり彼らにとってジハード(聖戦)は正しいことだという点が強調されています。本書は力作かどうか分かりませんが、それだけのことです。
私にとってコーランは仕事上不可欠な本でした。
部下が過ちを犯した場合、なぜ過ちなのか全てコーランから引用して指摘し、自らの意見は一切述べませんでした。私見では反論される可能性もあり、サウジでは当局に訴えられる危険性もありました。
ジハードも残虐な刑罰も全部コーランには書いてありましたが仕事には関係ないので覚えていません。
一神教には過激派と穏健派が生まれます。両者の差は異端者?から見れば些細なことです。イスラム教の場合、宗派の差が国家間以上の問題を起こします。同じ国に異なる宗派が存在し過激派と穏健派が混在もします。現在のパレスチナ人にも過激派と穏健派が存在し、イスラエルにも同様に過激派と穏健派が混在する。
なかなか平和は期待出来ません。

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