時を超え 蘇らそう、会津藩の栄光!

True or False

江戸時代、子ども向けの教えとして「童子訓」というのがありました。
その最初に書いてあることが
「嘘をついてはいけません」
ということでした。
これは1つの共同生活の知恵で、良し悪しが分からない子どもには世渡りの術(すべ)としては大切なものです。
ところが、大人の世界では「嘘も方便」という言い方もあり、金のためならば嘘もある程度許されるような現実が散見されます。
例えばコマーシャル。
毒だらけの食品でも美味しくて身体に良いとか、ひどい副作用がある医薬品でも病気が治るとか。必ず損をする投資話とか。
要は欲に釣られて騙されるだけのことなのですが、面白いほど引き込まれます。
騙すことが得意な人はセールスが上手ということらしいのですが本当でしょうか。
昔、旧ソ連時代、東欧の公団相手に商売をしていましたが、必ず30%以上の値引きを要求するところがあって、こちらも仕方無しに提示金額は通常価格の30%増しで出さざるを得ないことがありました。お互い承知で茶番劇を演じる。
もちろん相手も国際価格は知っての上で、役人ですから値引きの実績を評価して貰わないと出世出来ない。
現代、TVなどで特別値引き何十%とかと平気で放送しておりネットで調べてみると型落ち品とか値引いても安くないものがたくさんあります。
ではどうすれば良いのでしょうか?
普通は簡単です。
まず信用せず全て嘘だと思い自分で調べることです。
例えば医者から処方薬を出されたら副作用も自分で調べて医者に対して納得行くまで質問することです。信頼できる医師というのは非常に少ないです。
難しいのが「歴史」。
歴史学者というのがいます。
これらの人は事実に軽重を付け物語を作る。自分の都合で事実の選択をするのですから物語は幾様にも作れる。自分の都合とは言い換えれば価値観かも知れません。
虚偽ならば真偽は分かるかも知れませんが事実なので始末が悪い。
結果はどうなるのでしょうか。
大体は多くの場合悲惨なことになります。

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