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沖縄の宝

72歳で初めて沖縄に出会った。
いつもは沖縄を飛び越えてタイに渡って行っていた。
右も左も分からない状態であったがガイドをしてくれた友人が何もかも教えてくれた。
朝から晩まで飲んだくれていたことは先に書いた。
漢字の読みが分からないのは楽しいことである。
ただ飲み屋で「イチャリバ チョーデー」(出会ったらならば兄弟)の付き合いをしているうちに感じたことはウチナンチュー(沖縄人)は古代日本語をしゃべっている。
帰ってからも、このことが頭を離れずいた。
調べた結果、この直感は正しかった。
1万6千年前の縄文時代から日本人は日本語をしゃべっていた。
その源は言語学者の世界であるが、本土では時代で大きく日本語は変遷した。
沖縄ではそれが大変不幸なことに残ってしまった。不幸とは薩摩藩による文字使用禁止令だ。
薩摩藩の悪逆については今は語らない。
それにしても、凄いロマンではないか。
時空を飛び越えて古代語を交えて話す人々が居て、彼らは同胞なのである。
司馬遼太郎の「街道をゆく」で本土が沖縄に戻ったとあるが、私は言葉からそれを実感出来た。

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この記事を書いた人

1949年6月22日福島県郡山市生まれ。会津細井家の末裔。

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