YouTubeで茂木誠が日経新聞に広告掲載を拒否された本の1冊。
確かに焚書坑儒に値する本です。
古代日本史を一変させる爆弾です。
以前私は古史古伝を少しかじったことがあり「竹内文書」(たけうちもんじょ)なども知っていましたので、この本の最初の部分は古史古伝の部類と思っていました。
しかし、古事記、日本書紀(記紀)、ユダヤ人埴輪の話や厩戸皇子(聖徳太子)秦氏蘇我氏が登場してくると引き込まれました。
旧約聖書も少しは読んでおり、古代ユダヤ人の世界史的な動きも知ってはいました。ただ、それらは日本人とは全く関係ないもので、我々の祖先にユダヤ人が同化していたとは想像を絶するものでした。今までの認識としては古代日本人は、中国朝鮮+オーストロネシアくらいの同化と考えていましたが古代ユダヤ人まで混血していただけではなく古墳技術に至るまで日本文明に貢献していたとは思いも寄らないことでした。
本書で一番貴重な事柄は、数千年もユダヤ人が選民思想と金で世界の裏街道を放浪してきたのに日本に来てからは1神教を捨て日本人に同化したという事実です。
これは世界中に声高らかに言うべきでしょう。
更に言うならば、イスラエルに対し、彼らの祖先が日本に渡来し見事に溶け込んだ歴史を語りパレスチナ人との融和を訴えることです。
杉原千畝・樋口季一郎に対してはイスラエル人も評価をしているので、欧米よりも説得力があるはずです。
日本には政治家がいないのでしょうか。
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