時を超え 蘇らそう、会津藩の栄光!

仙境異聞(平田篤胤)

最初、YouTubeで38篇の朗読を拝聴したのですが、どこか物足りなさを感じ現代語訳を八幡書店版を読みました。仙境異聞と仙童寅吉物語は篤胤作で神童憑談略記が篤胤の弟子、竹内孫市作です。三冊共内容が一部異なり全てを読まないと重要な部分が欠けることとなります。
読了後二点疑問が残りました。
1つ目は何故仙人(山人)杉山僧正(そうしょう)が寅吉を育成したのか。
2つ目は三輪山が現れない。
自分なりの回答としては寅吉を育成したのは篤胤に神道の深い部分を知らしめるため。
三輪山が登場しないのは山人も入れない結界となっているため。
寅吉の考えには一部間違いがあるが些細な点である。
私の尊敬する南方熊楠の全集には仙境異聞が出て来ない。当然目を通しているはずですが黙して語らず、か。
民俗学から見ても貴重な文献なのに不思議です。
仙境異聞は空想に思われるかも知れませんが矢作直樹の縄文人感からすれば別段不思議でもない。
科学とは仮説を立て再現させなければならないこと、などどほざく愚か者が多いが神から見れば救いがたい無能である。
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Wikiより
山人(やもうど、やまびと、さんじん、やまど、やまんど)
山中で働く人「やもうど」。特に樵(きこり)など。下記項目山人(やもうど)を参照。
山里に住む人。(やまびと)
仙人・世捨て人。(さんじん・やまびと)
号(筆名)につける接尾辞。北大路魯山人など。(さんじん)
サンカ(山窩) – 日本山中の社会集団。
山男・山女・山姥・山童などの山に住む人型妖怪の総称。(やまひと・やまびと)

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